シングルマザーがお届けする孫子の兵法×子育て第一弾!
今回は「戦わずして勝つ」です。
シングルマザーとしての生活は、仕事、子育て、家事に追われて自己管理さえも難しくなるため、日々戦略的に動く必要があります。
心身の調子を優先したいが、その時間がない。
余裕がないことで更にうまくいかなくなる。
こんなことは働くお母さんなら1度は感じたことがあるのではないでしょうか?
今回の「戦わずして勝つ」これは
言い換えると、無駄な争いを避けることになります。
実は、勝つために必ずしも戦う必要はないのです。
例えば職場や学校でトラブルが発生した時、感情的に反応するのではなく、一歩引いて状況を冷静に分析してみる。
まあこういう時は
「はぁ!?腹たつ!!!!!」
となりがちなのですが。
戦闘体制、戦ってやる!言い負かしてやる!
こちらが正しいと、思い知らせてやる!
という姿勢で向かってしまうと、物事が複雑になり、後々後悔することも少なくありません。
そこで、一歩引いて状況を冷静に分析するということが必要になってくるのですが
が!
そんなのできたらやってるよって話なんですよね。
こういう感情的になる出来事が生じた時の対処法をお伝えします。
①まず、自分が腹が立っていることを認める。ショックを受けていること、悲しくなっているという自分の感情を認める。
子供に対して「そっか、悲しかったんだね」と寄り添ってあげるように、同じように自分にもしてあげます。
これができると、この怒りを相手や周りの人に分かってほしいという気持ちがほとんどなくなるので、これだけでだいぶ冷静になれます。
②冷静になったところで相手の気持ちを考えてみる
相手はなぜそのようなことを口走ったか。
そもそも機嫌が悪かった。体調が悪かった。こちらが相手の地雷を踏んだ。
相手の思い通りにこちらがならなかった。
色々な理由が頭に思い浮かんでくると思います。
腑に落ちる事が見つかると、そこで更に冷静になることができます。
③丸く収まる方法を考える
一旦冷静になると、これが簡単にできるようになります。
感情のままに相手に応ずると、後々めんどくさくて無駄なエネルギーを消費することになります。
働くお母さんのエネルギーは貴重なので、人に不快感を与える言動をする人間に対して使う必要はありません。
子供の学校での問題を例にすると、先生や他の保護者と対立するのではなく、相手の立場を理解して、柔軟に対応することで、穏便に解決できることが多いです。
私もですが、負けず嫌いの性格の方の場合
穏便に解決することが負けに感じて納得いかない(だって相手が悪いのにとか思って)こともある思いますが
自分のために「相手を説得するよりも、自分の未来を守れる対策を優先する」ことで余計なストレスを減らす事ができます。
シングルマザーは相談できる家族がいない場合も多いため
ストレスを溜めやすいという点があると思います。
自分を守れるのは、基本的には自分だけ。
普段からストレスにならない選択や行動をしていくことも賢く生きる方法と言えるのではないでしょうか。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました♪