最近よく聞くMCTオイルという名前。
MCT＝Medium Chain Triglyceride
日本語では中鎖脂肪酸です。
主にココナッツオイルに含まれるということで、ここでは単純にココナッツオイルをイメージしていただきたいです。
中鎖脂肪酸に対して、サラダ油の主とされるキャノーラ油やオリーブオイルなどが長鎖脂肪酸に分類されます。
この２つの違いはさっくり言うと鎖の長さです。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて消化・分解が早く、短時間でエネルギーに変えることができます。
つまり、体脂肪として体に蓄積される前にエネルギーとして利用できるということが期待できるわけです。
脂肪をとる＝太る というイメージもあるかもしれませんが、脂質は重要なエネルギー源でありホルモンの材料にもなります。
さらに中鎖脂肪酸は、話題のケトジェニックダイエットに関連するケトン体のを作り出すとも言われています。（深掘りすると長くなるので別記事で）
ケトン体はブドウ糖の代わりのエネルギー源として働く為、脳にも作用し認知症の予防なども期待されています。
ココナッツオイルはスーパーで手軽に買えて、コーヒにスプーン一杯入れるだで摂取できます。
あとはサラダにかけたり、炒め物に和えたり、ご飯を炊くときに一緒に入れて炊くのもオススメです。
※香りが苦手な方向けに香り無しの商品もあるみたいです。
考えてみれば、油を摂取する機会は１日に何度か有ります。
ココナッツオイルだけでなく、オメガ3を含むアマニ油も注目されています。
（個人的にはオリーブオイルが1番好きなのですが）
体の声を聞いてみて、その日の油をチョイスするのも楽しいかもしれませんね。
良かったら明日はスーパーの油コーナーで油売って帰ってください。
