シングルマザーがお届けする孫子の兵法×子育て第2弾
今回は「知彼知己」自分を知り、相手を知れば百戦しても怖くない!です。
孫子の兵法についてはこちらの記事をご覧ください
さて、知彼知己、自分と相手を知り最適な選択をする事
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉は、子育てにおいても重要な示唆を与えてくれます。
敵をしる とは、周囲の状況や他者の意図を理解する事
己を知る とは、自分の強みや限界を把握することです
これらを子育てでどう活かしていくのかを解説していきます。
1自分を知る:「親」としての自分を見つめる
まず、親である自分を知ることが大切です。
「自分がどんな価値観を持っているのか?」
「どのようなことに不安を感じるのか?」
(この、どのようなことに不安を感じるのかって、驚くほど人によって違うんです)
自分について知ることでも、子供への接し方が変わります。
例えば、完璧主義な親はつい子供にも完璧を求めがちです。
それが子供にプレッシャーを与える原因になっている可能性もあります。
私も意外と完璧主義だったようで(自覚はなかった)
周りの人に「そんなこと子供に求めてもできないでしょ!」と言われてから気がついたなんてこともありました・・・
他には、自分が子供の頃「ありのままを認めてほしい」という気持ちが強かったことを思い出して、我が子には「ありのままを認める」ということを積極的にするようになりました。
こんな風に自分を知ると、親子関係にプラスに働くこともあります。
自分を知るための方法として、おすすめは二つ
①日記を書く
「どんな場面でイライラしたか」→「なぜその感情が湧いたのか」
なぜを深掘りすることと、記録して振り返ることによって、自分のクセや感情のパターンが見えて来ます。
書いている時に昔の記憶を思い出して「あのことがきっかけで自分の中にこんな信念ができた」と気づく事ができる場合もあります。
②カウンセリングを受ける
正直これが手っ取り早いです。人間自分の事が一番分からない。
自分を知るという作業は1人ですると、ものすごく難しくて、ものすごく時間がかかります。
カウンセリングは一般的にはお金がかかりますが
(相場として1時間8,000円位)
自分を知るのは早ければ早いほど後が楽です。
自分を知ると、子育てだけでなくその他の人間関係も楽になるので
重ねて言いますが、早ければ早いほど、良いです。
2子供を知る「その子らしさ」を理解する
「自分を知る」の次に子供のことを知ることが重要になってきます。
子供には一人一人異なる性格や成長ペースがあります。
兄弟姉妹であっても、同じ接し方が必ずしも効果的とはいえません。
例えば、内向的な子供は「考える時間」を大切にする一方、外交的な子供は親との対話やスキンシップを求めることが多いです。
この違いを理解することで、子供の性格に合った関わり方ができます。
それから子供がある程度大きくなってくると
「お母さんはこういう人で、あなたとは感じ方がこんなふうに違うんだよ」
「お友達の○○ちゃんは、こういうことは苦手だと感じているかも知れないよ」
というように「自分と他人の価値観の違い」を伝えることもできます。
私は内向的、娘は外交的なので日々「理解しがたい」行動をお互いが取っています。
お互いが、相手は正反対の性質を持っているという認識があります。
「お母さんは嫌かも知れないけど」
「娘ちゃんはこうしたいよね?」
という会話が繰り広げられています。
自分の当たり前を押し付ける事がないので、親子関係でみても、お互いに安心して接することができているように思います。
子供を知る具体例は
子供の行動や反応を観察する事が挙げられます。
小さいうちだと公園や支援センターなど、小さい子が集まる場面で他の子と比べて観察してみたりすると、違いがわかると思います。
違うから変とか、おかしいとかではなく
うちの子は比較的◯◯がちな傾向がある
と知っておくだけで、子供に負担のかかる環境を避けたり、日常生活で配慮することもできるようになります。
知彼知己の考え方を日常に取り入れることで、親子関係はよりスムーズになります。
親が落ち着いていて、子供を理解する姿勢を見せることで、子供も自己表現がしやすくなるでしょう。
子供がある程度の年齢に達すると、お互いを知ることで、親子で一緒に成長する喜びを感じられるということも嬉しいことの一つです。
知彼知己 ぜひ取り入れてみてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♪