今日は年に一回のがんのアフターフォロー検査。
手術から5年が過ぎて再発の可能性もほとんどないと言われてからは割と気楽だけど、検査の前はやっぱり少し緊張します。
引っ越してから大きな総合病院で年一の検査を受けています。
ここへ来るのは元々持病があって個人院での出産ができない妊婦さん方や、入院手術しなければいけない疾患がある方が多いんだと思う。
待合にいる時は「みんな色々あるんだなー」と思いながら待っている。
家族と手術前の説明を聞きにきている方や、付き添いの方と待ってる方も多い。
今日は前に座ってたご夫婦が、泣いている奥さんの背中をご主人が抱えるようにしてさすっていた。
理由は分からないけど、泣くほどのことなんだと思う。背中をさすってくれる旦那さんがいてどんなに心強いかと思ったけど、それどころでない悲しみとか不安とかあるのかもなって。
私は自分の病気が分かったときに当時の旦那さんが全くの無関心だったことが、とても辛かった。
頑張って結婚生活してる意味ってなんだろう。
歳をとって病気した時にはさすがに支えてくれるだろうって思ってたけど、それも無いって早く分かって良かったのかもしれない。今思えば。
一生独身で良いという考えもあるけど、一度がん告知された身から言うと、そういう時抱きしめてくれる人がいるといないのでは違うというか、まあ、そんな辛い時に誰か頼みも微妙なきもするというのが今の自分の考えだけど、
でもやっぱり寄り添ってくれる人がいる人生って素晴らしいよね〜
自分の場合親に対して自分の味方とか寄り添ってくれる感じが全くなかったので、余計孤独だったかもしれない。
さっきの目の前のご夫婦が良くなってこれからも仲良くいてほしいです。
病気って本当悲しいけど、なってみないと生活あらためたりしないんだよね。
世の中の当たり前が、病気になるような食べ物や環境や思考習慣だから仕方ないと思うんだけど。
それから私はがんの告知で自分の本音に気付けたから30でそれを知って良かったって思ってます。
本音通りに生きることはまだまだ目指している途中だけど、これからも生きていることに向き合って日々過ごします。
最後までお読みいただきありがとうございました^_^