禅寺の永平寺で数日間精進料理のみで生活した事があり、その時お坊さんに教えていただいた事がきっかけで食事の味わい方が一変しました。
「5味」と言って味には5つある。
①甘味
②塩味
③酸味
④苦味
⑤うま味
お坊さん曰く、実は味には更にもう一味ある。食材そのものの味である。例えばニンジンの味。生のニンジンを食べると、当たり前だけどニンジンそのものの味がする。その時感じられる味が果たしてハヤシライスの中のニンジンで感じられるのかといったらそうでもないだろう。
マインドフルネスの技法にも、ナッツを味わいながら食べるという方法がある。ナッツを手に取り、触った感触、見た目、香り、噛んだ時の口の中の感覚、味わいに注意しながら食べることで、余計な考えを排除して今に集中できるという。
それに似ていて「カブってこんな味だったな。冬の味だな。甘味と苦味がある。」そんな風に食材の6味を感じながら食事をするということは、実は心にも体にも良いのかもしれない。
今ハマっているのが豆乳鍋。豆乳に出汁を入れて野菜、肉を煮るだけ。お好みで胡麻やキムチを入れてもおいしいです。(パウチの鍋の素は二人暮らしには多すぎる…。豆乳なら余っても牛乳の代わりに使えます。)
お米を炊くのがめんどくさい時は、お餅入れたりうどん入れたりもしています。疲れて帰ってきた時もすぐにできて、美味しい。体にもいい◎オススメです。