午前中、外回り中にものすごく理不尽な思いをして帰社した。
自分や会社が原因でもないトラブルについて、よく知りもしない人間に突如ヒステリックかつアイロニックに叱られたのだった。
自分「もう嫌ですわ。腹立ちますわ。」
ボス「苦情言いなさい。窓口検索してあげようか。笑」
先輩「相手も可哀想な人なのよ。そんな可哀想な人に苦情言ったら気の毒だよ。ひとまずお菓子でも食べて。コーヒーもあげるから」
私「腹が立って仕事が手につきません」
周りがなだめてくれながらも頭から湯気を出していた私だが、お弁当を食べる最中にふと落とし所が見つかった。
(待てよ、失礼な態度取られてめちゃくちゃキレてる私。つまりワタクシという人間になんたる失礼な態度!敬いが足りませんことよ!とか思っちゃってるわけ?究極のところ。)
(えっ、プライド高っっ。はあ・・私ってプライド高いんだな。勝手に言わせておけば良いのに。いちいち向きになって機嫌の悪い人に巻き込まれなくても良いのに。)
そんなことを頭に思い浮かべながら昼食を取り終えた。
「先輩が私の立場だったらどう思います?」
先輩「私だったら引いちゃうかな。何この人こわーいって思って。」
「それだけですか?腹立ちません?」
先輩「立たない。引くもん。むしろ相手のこと気の毒な人だなって思う。だって人前でそんなに感情をあらわにしてしまうなんてよっぽど辛い生活なのか、よっぽど体調悪いかよ。気の毒よ〜。」
この会社の先輩とはいつも考え方が一致しない。でも一致しないからこそ話していて面白いし、視野も広がるし、視点も新しくなる。というか常日頃、考え方をこの方に寄せていきたいと密かに思っている。
「確かにそうですね。私なんで腹が立ったか考えたんですけど。自分がプライドが高いからだと思います。」
先輩「それだ!うちの旦那もすぐ怒るのはプライドが高いからだ!笑」
「そうなんですね。笑」
その後ボスがお出かけから帰ってきて私に聞いた。
ボス「あれどうなった?苦情の手紙書いた?笑」
「あれはですね、ただ私のプライドが高かっただけってことで終了しましたw」
ボス「なんだwつまんないのwせっかくうちの従業員が失礼しましたって言う練習しようと思ってたのに。笑」
今日の一件でプライドの高い自分と少しだけおさらばできた気がします。
年齢を重ねるごとにいらないものを手放して身軽になりたいです。
要らないプライドとおさらばできたので、今朝は理不尽な目にあって良かったと思います。
あの女性が穏やかにゴールデンウイークを迎えられることを祈って今日の日記を終わります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
良い夜、または1日を♪