今日は連休初日。あいにくの雨で朝から晩まで家の中で過ごしました。
疲れが溜まっていた親側としては雨で助かったというのが本音ですが、長い時間家の中で何をして過ごすか考えることになりました。
娘はyoutubeが好きです。主にキッズチャンネルを見て楽しんでいます。人んちの家族が遊ぶ様子の何が面白いんだか・・・と思いながらもゲラゲラ笑う娘を見ていると、リラックスできているんだろうなぁと思い許してあげたくなります。
しかも親としてもちょこちょこ見てると結構ハマってしまう。○○ちゃん大きくなったね〜!パパ髪切った?と一緒に楽しんだりできるようになりました。
さすがに一日中Youtubeだけだ罪悪感が湧いてきてしまうので、Z会の問題を一緒に解いたり、クッキーを焼いたり、アマプラで映画を見たり、一緒に変な踊りをしたりして過ごします。
そして今日、ついに初めての一人寝に挑戦です。
キッズチャンネルの女の子が一人で寝室で寝てるのを見て、やってみよっかぁって話になりました。
(大丈夫かなぁ〜、寂しくて何回も戻ってくるんじゃない?寝付けるかなぁ。)
こっちが何度も覗きに行きたくなるぐらい娘が気になってしまいました。その時ふと思い出したのがエスター・ウォジンスキー著のTRICKという本に出てくる話です。
表紙にも書かれているとおり、ウォジンスキー氏はスティーブ・ジョブズを教え、YouTubeCEOを育てたシリコンバレーのゴッドマザーだそうです。
ウォジンスキー氏が説く教育法、TRICKとは以下のような内容です。
Trust(信頼)
自分を信じよう、そして子どもを信じよう
Respect(尊重)
子どもは親のクローンでは無い
Independence(自立)
子どもができることは、絶対やってあげてはいけない
やり抜く力=グリットをどう育てるか
Collaboration(協力)
独裁者にならず、一緒に働こう
子どもは親の言うことではなく、やることを見ている
Kindness(優しさ)
子どものお手本になって、優しさを拡散しよう
世界をよい場所にできることを教える
この中のTrustの章に、子どもには一人で眠る力があるし、実際そうできるようになると親が信じ、一人で眠る方法を親が教えてあげれば、子どもは一人で眠れるようになる。という話が出てきます。
ああ、なんかそんなような事書いてあったなあ。と思い出し、うん。大丈夫って思ってみるか。と思い心配するのをやめました。
娘は5分ほどで寝ついたようでした。
(いつもより早い!)
要らぬ心配をしてしまうよなぁ。もう少し信じてあげようと思いました。
命の危険が伴う事は別ですが、隣の寝室で寝ることについて心配は要らないかもしれません。
さらに本書には、子ども自身が親から信頼されていると感じることができるということが非常に大切だと書かれています。
ー自分が信頼に値しない人間だと思いながら成長し、それを自分の人格だと思い込んでしまう。人間関係もうまくいかなくなる。自分が思いこんだダメな人間になってしまい、そのことに苦しむ。ー
う〜ん。身に覚えあ〜る。笑
私の場合実際に割と当たり前のことが一人でできない子どもだったから仕方ないかもしれないのだけど、娘は私とは違う。
ー大人が子どもを信頼し、尊重し、四六時中監視しないような環境の中で、子どもを育てた方がいい。そんな環境を作ってあげれば、そして子どもたちが信頼と自信を持って新しいことに挑戦しながら成長すれば、グーグル(著者の娘のスーザン氏が、Googleの生みの親に開発の為自宅のガレージを提供していたそうだ)のような企業が探し求める人になるはずだ。そして、そんな人間こそ、次の大きなブレイクスルーを成し遂げてくれるだろうー
いや〜グーグルに採用されたら御の字ですよ。
というのはあれですが、娘の人生を応援するつもりでこれからもできる限り信頼していきたいです。
ひとまず一人寝大成功。祝!
お互いに良い習慣の一つになれば良いなぁ(*'▽'*)