なんのこれ式

ご訪問いただきありがとうございます。ひとり親家庭を営んでおるものの備忘録です

子供の話を聴く

夕飯時、お腹が空いた〜と言っていたのに全然美味しそうに食べてくれませんでした。

私の作るご飯が美味しくないのかなぁ・・なんて思いながら、それにしても不満をぶつけるような食べ方をするなんて、イライラするなぁと思っていました。

 

仕事から帰って、リクエストに応えて、ちょっと待ってねーと言いながら大急ぎでご飯を作って、不味いみたいな反応をされるとこちらも不機嫌になってしまいそうです。

 

「そんなに不味いなら、食べなくてい!!!」と怒ってしまいそうな自分を抑えながらちょこちょこ話しかけてみると、どうやら疲れている様子。

 

「学校が嫌だ。学校に行きたくない。」

 

娘はそんな話をはじめました。

 

これは時々耳にしていた言葉でした。

 

「転校したい。毎日お休みがいいー」とも言っていましたが、朝は普通に学校に行くし、お友達とも遊んでいる様子だし、こじらせ小学生だった自分にとってはそもそも学校が面白い方が異常なんだよとか、あんまり深く考えていませんでした。

 

だけど昨日は、お膝の上に乗せてしっかり抱っこしながらしばらく話を聴きました。

 

子供の学校生活に親がどこまで介入できるんだろう。そんな思いから、妙なアドバイスもしたくないし、小学生でも人間関係の好き嫌いは出てくるもんだもんなあ。と、あまり真剣に話を聞いていなかったかもしれないと反省しました。

 

私だってカウンセリングに通っていて、先生にとにかく自分の気持ちを話すだけでもグッと楽になる。

 

アドバイスなんかできなくても、娘の話に真剣に耳を傾けて、「そう思ってるんだね」って思いを一緒に受け止めてあげることはできることでした。

 

娘の話を聞くこと10分ちょっとかな?ひとしきり話し終えた娘の機嫌はコロッと変わっていつもの笑顔になりました。

 

話を聞いて、うなずいて、そうだったんだね。と伝える。できれば肯定する。

 

なんとなく思うのですが、誰かの思いって全て肯定できるもの。肯定できないと言うのは聞き手の中の正しさでジャッジしているのだと思います。

 

「それは違う」「おかしい」「間違っている」と一瞬思ってても、「そうか、そう思うんだね」で留めたり「お母さんはこう思うんだよね〜」と違う見方を提示してみたり。

 

子供と会話すると、子供は自分とは違う人格で、違う価値観、違う感性を持っていると感じます。

 

私は頑固だし考え方に偏りもあると自覚しているので、子供との会話は自分を(抑制)コントロールする訓練だし、相手をコントロールしない訓練でもありますw

 

彼女らしさをそのまま育んであげたいです。

 

それにしても娘がかわいすぎる・・・というふうに、全ての親御さんに親バカであってほしいと思っています♪

 

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました( ´ ▽ ` )