今年の8月6日。77年前に原爆が投下されたこの日に行われたに執り行われた平和記念式典において小学生が読み上げた平和への誓いの中の一文です。
「自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、それは強さとは言えません。本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること、思いやりの心を持ち、相手を理解しようとすることです。」
今年の8月は自分にとって学び多き時となりました。
自分の中の正しさや正義って、誰にでもあると思います。
あの人は間違ってる。もしくは、もっとこうした方がいいのに。あの人はこのままではああなってしまう、どうにか分かってほしい。
それは正しさや正義だけでなく、思いやりも含まれるのかもしれません。
その人がこの先どうなっていくのか自分に想像つく場合、なんとか阻止してあげたい。分かってほしい。そう思うことってありますよね。
私はこの夏に実家の家族と揉めました。
その時に友人から「正論は一番人を傷つけるからね」と言われて、確かにそうだと思いました。
また、別の友達から「相手の問題にどこまで介入したらいいんだろう。アドラー心理学でいう、課題の分離が苦手だ」と言われました。
課題の分離とは、他人の課題と自分の課題は別 と考えることですが、例えば、
上司に理不尽な怒られ方をした。でも上司は今日元々機嫌が悪かったから自分が悪いわけじゃない。自分はダメな人間なんだって落ち込むのはよそう。
これも一種の課題の分離と言えると思います。
例であるが、実家の家族がアルコール依存症に陥りそうな様子だ。どうにかやめさせたい。口出しすると荒れるので、実家のその他の人間からは何もしないでくれと言われている。
これも課題の分離にかかる問題であると言えると思います。
誰かの何かに口出ししたくなる。
それは間違ってると言いたくなる。
そのままでは大変なことになると思って遠くから見てるのは冷たい?
考えると、ちょっと難しくなっちゃいます。
友人と話して出た結論は
「全てのことに一律にそうと考えるのではなく、個別の問題ごとにどこまで介入したらいいか自分で決めたらいいよね。やっぱり自分にとって大切な人や、深い共感をしてしまう部分には気持ちが大きく動いてしまうよね。」
ということ。
それから
「相手がいつでも相談しやすい人でいたい。話しかけやすいとか、連絡を取りやすいとか、頼み事をしやすいとか、そういう強くて余裕のある人間でいられたらいいね。てか目指す感じだけどw」
ということ。
自分が思うに、本当の強さって、まず自分をしっかり守ってあげられること。その次に相手を受け入れる余裕を持ち、常に理解しようとしている姿勢を見せることかなぁと思います。
35歳バツイチ子持ち、今日も元気に頑張りま〜す!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
皆様も良い1日をお過ごしくださいませ♪