もし、憎しみが心の中にあったら、愛の想念をそこにもたらそうと努めよう。もしそれができなかったら、少なくとも自分の愛する人々のもとへ行き、その人々と共にいて憎しみを忘れよう。憎しみは湧き上がってくるが、環境を変えることによってそれが現れたり長くとどまったりするのを食い止めることができる。スワミ・サッチダーナンダ著/インテグラル・ヨーガ
盆正月、大型連休に帰省することが楽しみな方も多いと思います。
毒親持ちにとっては年に数回、我慢して帰省したり、帰らないことで妙な罪悪感に苛まれるというちょっと辛いシーズンだったりします。
親だけでなく周囲からも「親の為にできるのは今のうちだよ」「育ててもらったんだから」という声をかけていただきますが、その言葉にも苦しめられてしまいます。
こんなことを言うのもアレですが、親は子どもを作ったら、育てるのは当たり前です。
子どもを育てるとは、自分で自分の幸せを選び、また周りの人を幸せな気持ちにできる人間に育てることだと思います。
けど実際親になってみて思ってもそれって結構難しいので、できなかった親を責めるわけではありません。
だけど親の言う育ててやったは、自分にとってほんとうにひどいものでした。
どうやって育ったか全て書くのは憚られるので書きませんが、きっと毒親を持つ方々はそれぞれ環境や生い立ちが全く違っても、全く違うそれぞれの傷を持っていると思います。
人に話しても「それくらいで?」と言われたこともあるかもしれません。
だけど自分の生き方を大きく左右したり、今でも苦しんでいるかもしれません。
私もこういった規制を迫られるシーズンになると、ほぼ毎日親を思い出して暗い気持ちになってしまいます。(切り替えはだいぶできるようになりました)
今日は読んでいた本から前向きなヒントを得られましたのでシェアさせていただきました。
帰省しない自分を責めない。帰省しない自分を認めてあげる。許してあげる。と言うのもアリなのかなって思います。
毒親から離れてそれなりに生活できているのなら、その環境を大切に、感謝と共に周りの方にできる限りの親切を行いながら生きていければいいのではないかと思います。
そして周りの方に親切にするのが難易度高すぎる時は、まず自分に親切にだと思います。
自分のことを、自分の家に帰省してきたお客さんだと思っておもてなししてみるのも面白いかもしれません。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございます!
良い休日、またはお仕事を楽しんでくださいませ。