父の自分への悪影響は様々だが、影響力が強かった分、ふと思い出してこれは父のおかげかもしれないと思うこともある。
「世の中にはたくさんの宗教があるがなぁ、お金を取ろうとする宗教だけはダメだぞ。どんなに小さい額でも。」
私は宗教の勧誘を受ける(めっちゃされる)度にこの言葉を思い出し、入信せずに済んでいる。
実家は仏教だったし、母方は敬虔なクリスチャンだし、両親はミッション系の学校出身だ。お寺で坐禅や習字を習ったり、日曜日はおばあちゃんについてミサに行くこともあった。
そういうわけで、宗教ってそんなに悪いものという印象もなく、今でも宗教は文化や価値観の違いを学べる要素だとも思っています。
ただ、そんな甘っちょろいもんでもない。と思う部分もあります。
宗教の勧誘はこんな感じです
玄関にピンポン来て勧誘されることを除いても、友人知人に誘われて食事に行ったら宗教の勧誘だったなんてこともあります。
宗教って基本的にどれも、人を苦しいところから救うことを目的としている体なので、言い方は悪いけど人の悩みにつけ入ろうとしてくるような部分があります。
「こないだ○○のこと悩んでたけど、大丈夫?」
みたいな会話から始まり、一通りこちらが話すと「こんな考え方があってね」と、よくよく聞いてみると誰々が救ってくれるとか、会ってみてほしいとかって話になるw
多分すごく孤独だったり辛かったりすると、こんなに真剣に話を聞いてくれて嬉しいと思うかもしれないし、その人に会えば楽になれると思うかもしれない。
本当にそれだけならいいのかもしれない。何を信仰するのも自由だし。
おそらく人は皆苦しみから逃れたい。その方法が具体的に明示されて信頼できると判断したのなら、飛び込んでみたくなるのかもしれない。
私が宗教やビジネスの勧誘を受けた時に考えること
①その世界に所属している人たち以外の外部の人たちのことを否定・見下したりしていないか
もしあなたが入信した場合、あなたの家族も入信しないと否定されたりすることになります。
②不必要なお金を要求してきていないか(そのお金は誰が何に使うん?)
その宗教に関わり続ける限りお金がかかる。しかもどんどん増えるかも。払わないと不幸になるとか言われたら払っちゃいそうな自分が怖い。と思いました。
この2つです。この2つの特徴があるだけで大体切れてしまいます。
断るときは
「ごめん。本当にいい(手をバツにして)」
何を言われてもこれを繰り返すだけです。
自分以外に2人以上いてなんか怖いときは、とにかくその場を離れることを優先しましょう。そしてしつこい時は
「ごめん、この後○○の件で弁護士と打ち合わせだからもう行かなきゃ・・」
と言うのがオススメです。◯◯の部分は適当にアレンジしてください。
自分より相手が多い時は本当に怖いかもしれませんが、決して負けてはいけません。
私からお伝えできることは以上です。
宗教が全て悪いわけではありませんが、自分以外自分を救える人はいません。これだけはガチです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさまにとって良い週末になりますように。